#読めよ薬剤師2020 オススメ書籍!年末企画参加

2021年1月10日

スポンサーリンク
TOMO@北の薬屋®
TOMO@北の薬屋®
るるーしゅさんの投稿をみて、私も参加してみようと思いました!

今年1年間ほんとうに色んなことがありました。そして来年につながっているという意味でも読んで良かったという3冊をご紹介したいと思います。

1 大きな嘘の木の下で

2 ポリファーマシーで困ったら一番はじめに読む本

3 医薬品情報のひきだし

1 大きな嘘の木の下で

これは夏に左頬骨を骨折したとき入院中に読んだ本です。

その時の気持ちをツイートしたのがこれ

もともと @tanechan1129 (たねちゃん@「薬局×本屋」オープンしました!)のツイートのオススメ書籍として取り上げられているのを見て読んでみようと思いました。

仕事を楽しむということ、楽しいことを仕事にするということを改めて考えさせてくれる本です。

私が興味をもった内容としては

スポンサーリンク

■ お金を交換ツールとして考える
■ 幸せと豊かさの定義
■ モノは同質化していくため、ヒトで選ばれる時代に
■ 人から必要とされる人間になる
■ 好きなもの、好きなことを仕事にする(遊ぶと仕事の境界線をなくす)
■ ゲーミフィケーション(仕事をゲーム化する)
■ ビジネスは成功からではなく失敗から学ぶべき
■ 選択肢があっても迷わない(→理由は書籍で)
■ 社員の不満をひとつずつ解決しようとしない(→理由は書籍で)

といったものがありました。

この中のアイデアから仕事に2つほど提案して、取り組みはじめていることもあります。

時間に余裕のあるときに少しずつ読みすすめることをおすすめします。

こちらも是非読んでみてください。

2 ポリファーマシーで困ったら一番はじめに読む本

これはもともと市民公開講座で話をする「ポリファーマシー」の概要について事前に勉強するために購入したものです。

ポリファーマシーの定義から、処方カスケード、潜在的に不適切な処方(PIMs)などについてわかりやすく書かれています。

また、実践編として実際の事例をもとに解説されているので、内容を意識して毎日取り組むことで日々の業務に活かせる内容となっています。

実習生と処方内容の解析を行うときにも、ポリファーマシーを意識した説明を行うと今まで気づかなかったPIMsをみつけることができるはずです。

3 医薬品情報のひきだし

この書籍からCloseDiという「医薬品情報」のデータベースと出会うことができました。

この書籍に出会う前に、AI-PHARMA という医薬品情報データベースに出会っていましたが、今では「AI-PHARMA ✕ CloseDi」と連携されたシステムとなっています。

病院と違いDI室の医薬品情報データベースを単独施設で持っている保険薬局は少ないと思います。

全国の薬剤師と協力して「クラウド型データベース」にデータを積み重ねていくことで、より良い質疑応答データベースができあがると思います。

書籍の内容はというと、日々の仕事の中で出てきそうな疑問が、文献情報をもとに詳しく解説されています。

この内容を読んで「なるほどな」と感じるだけでなく、「こんなことも文献検索で調べることができるんだ!」という思いを持ってもらえると、これから先新たな疑問が出てきた時に『自分で調べてみる』という意識改革に繋がるのではないでしょうか。

これだけの情報が詰まっていて、3,600円は安いと思います。

スポンサーリンク